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『PIANIST~ワルツ・フォー・ビル・エヴァンス』



PIANIST~ワルツ・フォー・ビル・エヴァンス


ビル・エヴァンスにちなんだナンバーを、現代の第一線で活躍するジャズ・ミュージシャンたちがカヴァーしたオムニバス形式のアルバム。

ジャズ・ピアノ界におけるビル・エヴァンスの存在は大きく、その影響を受けてない者はいないと考えてもよいだろう。

そうなると、ここに収められているプレイは、すべてフォロワーによるものであることになり、ジャズにおいて先人の業績をフォローすることの意味を探らなければならなくなる。

ところが、そんなことをしても、現在のジャズがおもしろくなるとは思えない。フォロワーよりもオリジナルを聴き込んだほうが百倍、いや千倍も楽しいからね。

だから、このアルバムのおもしろさは、そこにどんなビル・エヴァンスが投影されているかを捜し出す(あるいはあら探しする)のではなく、いかにビル・エヴァンスが「見えない」かを感じるところにあると、言い切ってしまおう。

さて、そうなると、ボクは誰の演奏を選ぼうかな、となる。

現代の耽美的なスタイルを見つけるための格好のショーケースになっていることが、このアルバム企画の最大の成功ポイントかもしれない。





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突き抜けた存在感漂うギターの温度【JAZZの髄】



ジャズ・ライターの 富澤えいち がお送りする
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                         2010/05/05 配信
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◆【突き抜けた存在感漂うギターの温度】━━━━━・・・・・・‥‥‥………


矢堀孝一『Bloomfield』


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突き詰めてこその“矢堀孝一”だと思っていたのです。ギターに“道”の観念さ

え持ち込んで、自らの求める音楽を探し続けている“求道者”のイメージは、

もちろん彼自身の発するオーラによるものであったはずです。それがどれ

だけ放たれた音楽とマッチしているかは、本人の問題であって、受け手に

強制されるものではありません。しかしながら、受け手は受け手で勝手な

イメージによる音楽の鑑賞環境を創り出しています。そこに本人の意識と

の乖離があろうと無かろうと、基本的に問題は本人に帰結しません。ただ

し、売上等には関連するかもしれませんが。

先述の矢堀孝一に対するイメージは、受け手にとって彼が具現化してきた

グループとしてのギター・サウンドに投影され、それはおそらくほとんど

乖離がないようなものであったと思われます。

一方で、彼がこれまで見せてきた、ソロ・ギタリストとしての表情は、あ

る意味で乖離を意識した戦略的なものだったのかもしれません。クリアな

トーン、ゆったりとしたリズム。ところがそこには、同じような突き詰め

るサウンドのスタイルが巧妙に隠されていました。つまり、ギターを求道

する意味では、彼のグループにおけるギターとソロには、本質的な乖離が

ほとんどなかったと言えそうです。

ところがこの新しいソロ名義の作品はようすが違います。矢堀孝一の“器用

さ”という、別の意味での本質が露呈したかのようなヴァリエーションの豊

かさ。しかしこれもまた、その裏に隠された、ギターに向き合う姿勢の、

かなり大幅な変化について、触れざるを得ない“気付き”がありました。

端的に表現すれば、この緩やかさ、温泉に喩えれば41.5度Cほどの温めの

適温。いつまでも入っていたいと思わせる空気感・・・。

これを“円熟(丸くなるという意味を含めて)”と表現するには、かなり抵

抗があります。おそらくは彼の意識の変革なのでしょう。つまり、構えず

して敵を押さえる“気合い”を、新たに見せてくれたという解釈が適当なの

ではないか、と。「北風」が「太陽」に変わったかのような矢堀孝一のギ

ターに、試しにポカポカと温められてみてください。








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◆【編集後記】━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・・‥‥‥………


NHK総合「こころの遺伝子ーあなたがいたからー」に一青窈さんがゲス

トで出演、悩んでいる時期に阿久悠さんから「とんがっているものほどや

すらぐ」というアドバイスをもらったというエピソードを披露していまし

た。

 ⇒ http://www.nhk.or.jp/idenshi/special/index.html

非常に特殊な、最前線で自分の表現に研鑽し続けている人たちならではの

会話だなぁと思いながら聞いていました。

「丸くなる」というのは、一般に迎合するような態度・行為を指して、自

分の社会性を理解しているという良い評価を得られる一方で、個性の否定

や理念の懐柔というようなマイナスのイメージに取られることもあります。

音楽にかぎらず芸術的な創作活動に携わる人が、自分の情動的な表現意欲

よりも第三者にされる評価を優先させようとするときに、「丸くなっちゃ

ダメだよ」などとたしなめられたりします。

ところが、表現者として、より多くの共感を得られることに喜びを得られ

るという本能が働くため、ウケること自体を否定することはできません。

そこにジレンマが発生するわけです。おそらく阿久悠さんのアドバイスは、

自分も体験した不安定な心の状態を整えるために、見つけた「呪文」だっ

たのではないか・・・。

安らぎを得たとき、その才能は外連味を排して、トンがったまま、どのシ

チュエーションでも通用するようになるはずです。









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貴公子の名声を具現化した絢爛の宴【JAZZの髄】



ジャズ・ライターの 富澤えいち がお送りする
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                         2010/05/03 配信
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◆【貴公子の名声を具現化した絢爛の宴】━━━━━・・・・・・‥‥‥………


クリス・ボッティ『クリス・ボッティ・イン・ボストン』


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美男子で天才的なトランペット・プレイヤーとくれば、これ以上紹介する

必要がないのではないかと思ってしまうのだけれど、やっぱりジャズはむ

ずかしいなと思ってしまうのがこのクリス・ボッティです。それだけの才

能があるのだから、ジャズという狭いジャンル、もといマーケットに収め

ておかなくてもいいじゃないのとフォーカスを広げた結果、この数年はボ

クなどの視野には入ってこない活動を続けていたのでしょう。それがたと

えば、このコンサートのようなものだとしたら、彼は完全にワンステップ

上へ登ってしまったのかもしれません。


ここに収録されている音楽は、すでにジャズというミクロな視点では解説

し得ない音楽です。ポピュラー・ミュージックとして高い完成度を持った

演奏者たちが集い、そこから新たな出会いと発見を成し遂げた成果とでも

言いましょうか、アメリカの「訛り」としてのジャズ・ミュージックの幻

影をそこに求めるのは、東京スカイツリーに抜かれてもなお東京タワーが

首都のシンボルだと信じて止まないようなノスタルジー症候群でしかない

と言わざるを得ません。


それにしてもクリス・ボッティのトランペット・サウンドの清廉さは、こ

こでまた磨きがかけられているようです。でなければ、スティングやヨー

ヨー・マといったゲストの世界観と交わることがむずかしかったのかもし

れません。すなわち、このアルバムのサウンドは、ジャズ・ミュージシャ

ンによるジャズ・アレンジの施されたものとは一線を画している、という

ことに他なりません。


個人的にはヴァイオリン・ソロを聴かせてくれるルシア・ミカレリに心引

かれたことが収穫ですが、いずれにしてもジャズ側からはお薦めしにくい

内容であることは確か。それを承知のうえで、この豪華絢爛さは味わって

みるべきだと、お薦めしたいと思います。






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エアロスミスのスティーブン・タイラーが「スマイル」を歌っているとい

うのも、この『クリス・ボッティ・イン・ロンドン』のミソだったりする

んじゃないかと思うのですが・・・。










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ジャズ・コンピの醍醐味【JAZZの髄】



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◆【ジャズ・コンピの醍醐味】━━━━━━━・・・・・・・‥‥‥………


『リラックス・ジャズ』


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タイトルどおり、このCDを聴けばリラックスできますよという演奏を集

めたアルバムです。一般にコンピ=コンピレーションまたはオムニバスと

呼ばれるこういったアルバムでは、テーマに沿っていろいろな演奏が収録

されます。通常のアーティストによるアルバムづくりでは、一定期間の収

録機会のなかで得られた音源によって構成されます。一方で、コンピ類は

テーマやキーワードによって選択された音源によって構成されるので、時

間軸にとらわれません。まれに歴史をテーマにした内容では、時間軸が関

係するものもありますが(スウィングの歴史を聴く、みたいな企画の場合

ですね)。


このアルバムでは、「心療内科医として幅広く活躍する海原純子監修(選

曲・写真・ライナーノーツ)」がテーマになっています。おそらく40歳以

上の男性には「おお、海原先生!(ウィズ・ラヴ)」と反応があることで

しょう(笑)。


音楽のもつ鎮静効果については、すでに専門家の方々が研究を発表されて

いるようです。アルファ波や1/fゆらぎなどがそうですね。

でも、もっと直裁には、リラックスした演奏者の演奏は、その気がリス

ナーにも伝わるというものがあると思います。つまり、演奏者の姿勢の問

題にも関係します。

こんなことを感じたのは、このアルバムに収録されているエリック・リー

ド・トリオによる「クレオパトラの夢」が、とてもくつろいだ感じの曲に

仕上がっていたからです。


「クレオパトラの夢」という曲は、パド・パウエルというピアニストが作

曲したジャズの有名曲です。オリジナルは激しいタッチでエモーショナル

に弾き切るスリリングな印象で、このスタイルをバド・パウエルが編み出

したことによって、ビバップというジャズが一般に認知され、ひとつの大

きなジャンルを形成していったとしても過言ではないでしょう。

一方で、ムーディーなタイトルとはギャップのあるハードな演奏が知られ

るようになったおかげで、この曲を緩いテンポで弾くには度胸が必要にな

ってしまいました。ラテン風のエキゾチックな曲調もまた、ソフト・アレ

ンジを困難にしているのでしょう。

つまり、のんびり弾けば、リラックスなジャズになるのかといえば、そう

ではないということになります。そこには、いろいろな試行錯誤や、構成

面での工夫が必要になるわけです。


コンピはよく、「企画もの」と呼ばれ、これは一部で蔑称にも使われたり

するのですが、それは工夫のない、ただ並べただけのコンピに対して用い

られるものでしょう。

本作のような、「ああ、こんな微睡(まどろ)みのなかでクレオパトラは

どんな夢を見ていたのかなぁ」と想像させるような演奏に昇華させたプレ

イヤーに感動し、それを聴きやすい形で提供してくれる工夫に感謝するこ

とができれば、コンピはオリジナルよりもオリジナリティのある作品にな

るのですね。









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コンピのなかには、ジャズのレーベルを紹介する目的で企画されたものや、

人気の高い曲目を集めたものなどもあります。これらは一見、リスナーの

反応によって導かれた選択基準のように見えますが、実はレコード会社側

のマーケティングをもとにしている「売るための企画」であることが多い

ようです。

実際に、売上データから導かれた曲の組み替えによって生まれたコンピは、

リスナーにとっても複数のアルバムを買わずに済むなどのメリットがあり

ます。でも、なにか足りないと思っていたのですが、それが前述の「気」

が伝わってこないことだったんじゃないか、と。


ちなみに、同じアーティストの異なったアルバムからピックアップした企

画は「ベスト」という名称になりますね。これもまたコマーシャルな呼び

方ですが(笑)、自分が好きだった曲が「ベスト」に収録されていないと、

とても悲しくなってしまいます。まあ、そういう「ベスト」に収録されな

い曲を好きになることがジャズ・マニアへの第一歩、なんてうそぶいてい

る人が、いっぱいいる世界なんですよね、ジャズ好きって(爆)。








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どんどん良く鳴るホッケノタイコ



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◆【きょうのお題】━━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・‥‥‥………


バーニー・マッコール『フラッシュバックス』

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バーニー・マッコールの経歴を見ると、ファンクの大御所との共演があったり

して、ビル・ウェアともグルーヴコレクティヴつながりだったりするわけだか

ら、思考としては首尾一貫しているのかもしれないのですが、このリーダー作

を聴く限りではそういう気配が感じられず、むしろジャズロック系というか、

プログレッシヴ・ロックなテイストが漂っている作風なのですね。現代版の

『ビッチェズ・ブリュー』などとライナーノーツに指摘してありましたが、音

的な類似性よりも、マイルス・デイヴィスが1960年代後半当時に考えていた、

黒人音楽的アプローチと白人音楽的アプローチの融合という意味では、かなり

近い感触を持った作品なのではないかと感じます。

実は、最初に聴いたときにどうにもなじめなくて、なじめない音楽はこうして

情報発信するわけにはいかないと、一度棚に収めてしまったのですが、どうも

心残りで、数週間後にまた引っ張り出してきて、何度か聴いてみたところ、お

ぼろげながら前述のような関係性が浮かび上がってきたので、次第に引き込ま

れてしまった、ということなのです。

具体的には、彼の使っている和音が完結していない「気持ち悪さ」が、最初の

取っつきにくさに影響しているのではないかと思うのですが、その「気持ち悪

さ」が大きな印象を徐々に創り上げていって、演奏者と聴衆のコミュニケーシ

ョンの絆を深めていくという、かなり技巧派な、もっといってしまえば確信犯

的ないやらしさのある音楽性を、彼らは備えていると言えます。

彼らといったのは、バーニー・マッコールのほかにキーマンがいるからです。

彼の名はカート・ローゼンウィンケル。ギターを担当している彼にポイントを

絞って聴いていると、徐々にバーニー・マッコールの方向性が見えてきたりし

たわけで、そういう意味でもカートの存在は今後も見逃せないぞと思っている

ところです。

同じようにバリー・フィナティがリリースした『ブルース・フォー・トレー

ン』というのも棚にそのまま送り込んでしまった1枚だったのですが、こちら

はいまだに量りかねているアルバムです。マイルス・デイヴィスやブレッカ

ー・ブラザースとの共演で知られるスーパー・セッション・ギタリストの彼が、

なぜいまこの時期にコルトレーンへのオマージュなのか? そのオマージュが

スピリチュアル系のコルトレーンよりもブルースに偏っている意図はなにか? 

などなど。もちろん、コルトレーンに対する思い入れがリスナーには強大であ

ることを承知のうえでフィナティはこのアルバムを作ったのでしょうから、そ

こになんらかのメッセージが含まれているわけです。それを読み解きたいとい

う、強い「思い」がなければ、カタルシスは生まれ得ないのでしょう。ボクに

『ブルース・フォー・トレーン』に対して心が晴れる日が来るまではもうしば

らくかかりそうです。でも、バーニー・マッコールのように、それは突然、や

ってくることがあります。こんな「出会い」と「ひらめき」も、ジャズのよう

なひねくれた音楽を聴く楽しみだったりします。




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◆【編集後記】━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・・‥‥‥………


むかしむかし、日本アイ・ビー・エムの広報のお手伝いをしていたころに、

記事を選択・編集・作成する場合のタブーというのがあって、3Sは掲載し

ませんと教えられたことがあります。3Sとは「政治」「宗教」「セックス」

で、これに絡んだ話題は取り上げるべからず、ということです。

この「JAZZの髄」では、特にこうした自主規制をかけたりすることはありま

せんが、「コルトレーンの証人」などという団体を作って布教を始めたり、

エロ記事を絡めてアクセス数をアップさせようとも思っていませんのでご安心

を(笑)。

とはいえ、音楽はもともと宗教と密接なつながりがありますし、ジャズは政治

的な思惑に利用された歴史的な事実があったりします。だから、無視してはい

けないことなのですね。

最近の政治ネタでは、日本を憂えているというお年寄りが新党を結成したとい

うのがありました。その名が「たちあがれ日本」とか。これを聞いて、ボクが

思ったのは「おきゃあがれ」という言葉。江戸時代によく使われていた流行語

のようで、浄瑠璃や歌舞伎などにも出てきたのを覚えています。最初は「起き

やがれ」という言葉が訛ったものだと思っていて、「寝ぼけるな!」というよ

うなニュアンスなのかと思っていたのですが、辞書を調べてみると「やめてくれ。

ばか言うな。よせやい。」という意味だったのですね。「置きやがれ」つまり、

置いておけ、という言葉が訛ったものらしいです。

これをそのまま「おきゃあがれ日本」に当てはめれば・・・。

あえてこれ以上の解説は「やめておけ」とさせていただきましょう。













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