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【ライヴ】新緑の中に雨が降っている

中村尚子のピアノを聴きに行った。

彼女のピアノはとても不思議だ。

最初の印象は、環境系のような、ミニマル系のような。

シンプルであるが、油断していると、
シンプルではない場面に「ドンッ!」と突き当たる。

この、シンプルではない場面に出会うと、
いままでの「何気ない」ピアノがなんだったのか、
とても不思議に思えてしまう。

そうなると、もう、わからなくなる。

中村尚子は、意図して音を作っているのだろうか。

それを彼女の天然の部分が、
突如として阻むのだろうか。

彼女がピアノに向かう姿を見ていると、
2つの人格が鍵盤のうえで争っているようにも見える。

ということは、
環境系でもミニマルでもないわけだ。

おそらく、彼女はピアノで「対話」をしているのだろう。

そう思い立ったときに、
自分の心の中の違和感が薄らいだ。

耽美的なピアニストであれば、
モノローグ(独白)なのだろうけれど、

中村尚子は自己対話をしている。

だから、突然、
思考が切り替わったり、
雑念が入ったりする。

その流れが、
音楽になっているのだ。

8月6日に新宿のミノトール2で行なわれたライヴは、
中村尚子と古澤良治郎が6月にリリースした

『新緑の中に雨が降っている』

というアルバムの発売記念ライヴだった。



新緑の中に雨が降っている
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古澤良治郎を知っている人なら、
「対話」にうってつけの相手だとうなづいてくれるだろう。

ときどきおかしな言葉を発するオジサンが、
酒宴にいてくれると盛り上がるのと同様に、

彼のパーカッションは、
中村尚子の自己対話に割って入り、

彼女に次の発想を与えて、
「対話」の方向性から予定調和を削り取っていく。

このようなコントラストは、
生半な力量では為しえない。

そして、その割り込み方を、
許せるだけの度量がなければ、

「対話」はもちろん、
ノイズとしてすら成立しなくなる。

古澤良治郎は、
もっと中村尚子のユーモラスな魅力を
引き出そうと狙っていたようだが、

それにはもう少し、
時間が必要になりそうだ。

そのかわり、
彼女の現時点での
本領と思っている、

リリシズムを引き出すには、
とてもよいコンビネーションに到達していたと感じた。



余談になってしまうのだけれど、
対バンとして登場した

「だるま屋」

というユニットは、おもしろかった。

ヴォイスとドラムスという、
こちらも「対話型」なのだけれど、

こちらはトーク掛け合い型とでもいうべきかな。




だるMIX
だるま屋

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評論なき時代…

興味深いブログをご紹介しましょう。

評論なき時代

文化を言葉で表現できないようになってくると、
その終わりは近いのかもしれません。

「いいものはいい」と叫ぶだけの習慣は、
連携や連鎖を生み出さない、
ということなのかもしれません。

きょうは、海風がとても心地よいです。

引越しをして初めてのブログでしたが、
明日も続きを書きたいと思います。

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