Page to Top

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

どんどん良く鳴るホッケノタイコ



ジャズ・ライターの 富澤えいち がお送りする
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*
   メルマガ「JAZZの髄(ずい)」
                         2010/04/12 配信
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。


◆【きょうのお題】━━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・‥‥‥………


バーニー・マッコール『フラッシュバックス』

 Amazonでチェックする⇒ http://bit.ly/bVpuGY
 楽天ブックスでチェックする⇒ http://bit.ly/c0aBDu


バーニー・マッコールの経歴を見ると、ファンクの大御所との共演があったり

して、ビル・ウェアともグルーヴコレクティヴつながりだったりするわけだか

ら、思考としては首尾一貫しているのかもしれないのですが、このリーダー作

を聴く限りではそういう気配が感じられず、むしろジャズロック系というか、

プログレッシヴ・ロックなテイストが漂っている作風なのですね。現代版の

『ビッチェズ・ブリュー』などとライナーノーツに指摘してありましたが、音

的な類似性よりも、マイルス・デイヴィスが1960年代後半当時に考えていた、

黒人音楽的アプローチと白人音楽的アプローチの融合という意味では、かなり

近い感触を持った作品なのではないかと感じます。

実は、最初に聴いたときにどうにもなじめなくて、なじめない音楽はこうして

情報発信するわけにはいかないと、一度棚に収めてしまったのですが、どうも

心残りで、数週間後にまた引っ張り出してきて、何度か聴いてみたところ、お

ぼろげながら前述のような関係性が浮かび上がってきたので、次第に引き込ま

れてしまった、ということなのです。

具体的には、彼の使っている和音が完結していない「気持ち悪さ」が、最初の

取っつきにくさに影響しているのではないかと思うのですが、その「気持ち悪

さ」が大きな印象を徐々に創り上げていって、演奏者と聴衆のコミュニケーシ

ョンの絆を深めていくという、かなり技巧派な、もっといってしまえば確信犯

的ないやらしさのある音楽性を、彼らは備えていると言えます。

彼らといったのは、バーニー・マッコールのほかにキーマンがいるからです。

彼の名はカート・ローゼンウィンケル。ギターを担当している彼にポイントを

絞って聴いていると、徐々にバーニー・マッコールの方向性が見えてきたりし

たわけで、そういう意味でもカートの存在は今後も見逃せないぞと思っている

ところです。

同じようにバリー・フィナティがリリースした『ブルース・フォー・トレー

ン』というのも棚にそのまま送り込んでしまった1枚だったのですが、こちら

はいまだに量りかねているアルバムです。マイルス・デイヴィスやブレッカ

ー・ブラザースとの共演で知られるスーパー・セッション・ギタリストの彼が、

なぜいまこの時期にコルトレーンへのオマージュなのか? そのオマージュが

スピリチュアル系のコルトレーンよりもブルースに偏っている意図はなにか? 

などなど。もちろん、コルトレーンに対する思い入れがリスナーには強大であ

ることを承知のうえでフィナティはこのアルバムを作ったのでしょうから、そ

こになんらかのメッセージが含まれているわけです。それを読み解きたいとい

う、強い「思い」がなければ、カタルシスは生まれ得ないのでしょう。ボクに

『ブルース・フォー・トレーン』に対して心が晴れる日が来るまではもうしば

らくかかりそうです。でも、バーニー・マッコールのように、それは突然、や

ってくることがあります。こんな「出会い」と「ひらめき」も、ジャズのよう

なひねくれた音楽を聴く楽しみだったりします。




バリー・フィナティ『ブルース・フォー・トレーン』

 Amazonでチェックする⇒ http://bit.ly/cihXa0
 楽天ブックスでチェックする⇒ http://bit.ly/9yjXCz



バーニー・マッコール『フラッシュバックス』

 Amazonでチェックする⇒ http://bit.ly/bVpuGY
 楽天ブックスでチェックする⇒ http://bit.ly/c0aBDu









健康のために中国茶を飲みましょう!
 購入ならこちらから⇒ http://kurouuroncha.kurushiunai.jp
   ※お買い得な中国茶のまとめ買いサイトを紹介しています。



お疲れの身体を癒してくれるマッサージ機器・入浴剤のご紹介
 比較するならこちらから⇒ http://relax.shikisokuzekuu.net/
   ※その日の疲れはその日のうちに解決したいものです。




『手数王』菅沼孝三の60日間ドラム上達プログラム「ドラムの達人!手数王式60日短期集中ドラムメソッド」
  詳しくはこちらから⇒ http://bit.ly/aEbRov






◆【編集後記】━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・・‥‥‥………


むかしむかし、日本アイ・ビー・エムの広報のお手伝いをしていたころに、

記事を選択・編集・作成する場合のタブーというのがあって、3Sは掲載し

ませんと教えられたことがあります。3Sとは「政治」「宗教」「セックス」

で、これに絡んだ話題は取り上げるべからず、ということです。

この「JAZZの髄」では、特にこうした自主規制をかけたりすることはありま

せんが、「コルトレーンの証人」などという団体を作って布教を始めたり、

エロ記事を絡めてアクセス数をアップさせようとも思っていませんのでご安心

を(笑)。

とはいえ、音楽はもともと宗教と密接なつながりがありますし、ジャズは政治

的な思惑に利用された歴史的な事実があったりします。だから、無視してはい

けないことなのですね。

最近の政治ネタでは、日本を憂えているというお年寄りが新党を結成したとい

うのがありました。その名が「たちあがれ日本」とか。これを聞いて、ボクが

思ったのは「おきゃあがれ」という言葉。江戸時代によく使われていた流行語

のようで、浄瑠璃や歌舞伎などにも出てきたのを覚えています。最初は「起き

やがれ」という言葉が訛ったものだと思っていて、「寝ぼけるな!」というよ

うなニュアンスなのかと思っていたのですが、辞書を調べてみると「やめてくれ。

ばか言うな。よせやい。」という意味だったのですね。「置きやがれ」つまり、

置いておけ、という言葉が訛ったものらしいです。

これをそのまま「おきゃあがれ日本」に当てはめれば・・・。

あえてこれ以上の解説は「やめておけ」とさせていただきましょう。













 富澤えいちの本『ジャズを読む事典』
  Amazonで探す ⇒ http://bit.ly/bF5iBa
  楽天ブックスで探す ⇒ http://bit.ly/diYESz


 ブログ「ジャズなら…」⇒ http://jazznara.blog23.fc2.com/
 サブ・ブログ⇒ http://ameblo.jp/jazz-aet/ (同じ内容です)

 富澤えいちのTwitterはこちらから
  ⇒ http://twitter.com/jazz_aet


◎「JAZZの髄(ずい)」はメルマガ登録【無料】をしておくと
  更新内容が自動的に届けられるようになります。
   登録・バックナンバー閲覧・配信停止はこちらから
   ⇒ http://www.mag2.com/m/M0083892.html


スポンサーサイト

テーマ: JAZZ - ジャンル: 音楽

Comment

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。