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侍BRASS2009@東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル

8月15日に、
初台のタケミツメモリアルへ
侍BRASSを見に行った。



侍BRASSは、
金管楽器ばかりの
8管編成のユニット。

金管楽器、
ひいては吹奏楽に対して、
日本での根強い人気を
感じていた今日この頃
なのだけれど。

あらためてこのホールに
詰めかけたファンの熱気
に触れると、
底堅いものを確認できた。

侍BRASSのコンサートも
今年で4回目。

ボクは2回目から見ているが、
今年はバンドならではの
サウンドがさらに充実した
ように感じた。

メンバーはそれぞれ
担当楽器の世界で
日本を代表するという
精鋭がそろっている。

だから、
音を出せば、
それだけで完成された
楽曲が生まれてくることになる。

しかし、
今年の演奏で
明らかに違うと感じたのが、
曲を体に入れただけでは
生まれない「波動」が
より多く伝わってきたことだった。

抽象的な書き方になるが、
演奏している自分と
それを客観的に評価する自分、

この分離まで楽曲を
自分のものにできて
初めてプロとしての
表現ができるようになるのだろう。

そしてそこに、
もうひとつ。

ほかのメンバーとの交流を
楽しんでいる自分が加わることで、
音の深みや情緒が
さらに多く伝わるようになるのではないだろうか。

つまり、
隣に人がいないときの演奏と、
隣に人がいるときの演奏との違いを、
ポジティヴに構築できる体制が、
この侍BRASSには整いつつある、
ということではないだろうか。

隣に人がいる/いない
という視点は、

えてしてクラシック音楽が
なんとなくおもしろみのないものに
感じていた人の原因だったり、

なぜCDに収録された音楽よりも、
生演奏のほうに情報量が多いとされる、
すなわちおもしろいといわれる
理由の一端があるように思う。

今年のコンサートでは、
後半にゲストを迎えて、
ヒット・ナンバーなども披露された。

ブロードウェイで活躍する
ハイノート・ヒッターである
クリス・ジョーダスによる
メイナード・ファーガソンの追悼企画は、

とてもタイムリーであると同時に、
金管楽器ファンの心を
わしづかみにするものだった。



2009年8月15日[土]に東京オペラシティコンサートホールで行われた公演、
「侍BRASS 2009」のもようが以下の通り放送されます。

 番組名 NHK-FM「吹奏楽のひびき」

 放送日時
 2009年10月11日[日]21:30 - 22:00
 2009年10月18日[日]21:30 - 22:00

*2回に分けての放送となります。
*放送日時・内容は予告なく変更される場合があります。




アルバム情報

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