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豚さんが育ててくれた美味しい野菜をいただく(5/5)

ゴールデンウィーク中に荷物が届くかもしれませんので、不都合であればお知らせください――。そんなお知らせとともに、野菜を送ってくれるという申し出に対して返信をしていたら、小さな荷物が届いた。一昨日のことだ。

開けてみると、ビニルの袋に小分けにされた葉っぱが詰め合わせられている。

送り主は「えこふぁーむ」という鹿児島の農業生産法人だ。

えこふぁーむパンフレット


2年ほど前、ミュージックセキュリテーズというファンド運営会社が募集したファンドで、この「えこふぁーむ」の活動を知った。1口数万円という投資をすると、豚肉などの余禄をいただくことができるというファンドだった。ほかにも、生産者の方が東京まで出向いて、レストランでその豚肉を用いた特別なコースをいただきながら話を聞くというような有料のイヴェントなどもあり、行ったことのない鹿児島についてあれこれ聞くことのできる楽しい機会をもつことができた。

「えこふぁーむ」は子豚の時期から極力抗生物質などの治療や添加剤を投与しないで放牧飼育するという方法を用いている。そのために資金回収期間が長くなり、一般的な融資では経営的リスクが大きい。そこで、ファンドという形をとり、仔豚が商品になるまでの期間をフォローしようとしたわけだ。「えこふぁーむ」では、肉に付加価値を与えるため、本格的な生ハム製造も手がけている。生ハムもまた熟成期間を必要とするため、短期融資では対応しにくい。

今回の野菜がどのように「えこふぁーむ」と関係しているのかと言えば、耕作放棄地を豚さんたちが餌場として耕し、そこに植えられたものなのだという。農薬や化学肥料を一切使わず育てられて野菜である。

これらは副産物として「えこふぁーむ」の経営を支えているということなのだけれど、相手は自然である。季節が春になって陽気が良くなれば、一気に作物は生育してしまう。人間の都合にはお構いなしであるところが、農業の悩ましいところなのだ。

ということで、とれすぎた野菜を処分しなければならない。かといって肥料にするのはもったいない。せっかくの無農薬・無化学肥料の美味しい野菜を、食用にする方法はないだろうか――。ということで、ファンド出資者に声をかけて、希望があれば送ってくれるという機会が生まれた。

送料など費用が一切無料というところも豪気である。

えこふぁーむサラダ


早速、サラダにしていただくことにした。水菜やイタリアン・パセリ、フェンネル、ガーデンクレス(こしょう草)など、高級な洋食店の前菜で供されるような豪華な皿になった。ルッコラ(ロケット)の花といった珍しいものも同梱されていて、思わぬ機会に春の訪れを感じる夕餉となってくれた。


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テーマ: ひとりごと - ジャンル: 日記

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