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金曜日は腰越の生しらすで初夏を感じる

金曜日は、朝から天気を気にしていた。

このところ低気圧と換気の影響で、関東地方が突然の暴風雨に見舞われている。

空が曇ってきたと思ったら、バケツをひっくり返したような雨が落ちてくることもしばしばだ。

だから、外出には気を遣ってしまう。腰越に行こうと思っていたらなおさらだ。

なぜ腰越と天気がそれほど神経質に関係するかといえば、朝の漁で生しらすが獲れないような悪天候では困るからだ。生しらすが食べられなければ、腰越まで足を伸ばす意味が無い。

天気予報は微妙なニュアンスだった。1時間ほどの豪雨などは計算に入れていないのだろう。彼らの基準ではそれでいいのかもしれないが、こちとらは困ってしまう。もし、早朝に雨脚が強くなっていて、漁に出られなかったら、その日の予定はまったく崩れてしまう。

満を持して9時半になると、電話をかけてみる。相手はいつも魚を食べに行っている「池田丸」という釣り船と食堂を兼ねているお店。

「あー、池田丸さんですか? きょうは食堂の営業はやってらっしゃいますか?」
「はいはい、やってますよ」
「生しらす、入ってますか?」
「うーん、このところ獲れるようになっているから、きょうも入ると思いますよ」
「そうですか! 忙しいところありがとうございます」ガチャッ・・・。

よし、準備を進めていざ根岸線で大船へ。そこで湘南モノレールに乗り換え、江ノ島をめざす。

大船駅・湘南モノレール車内にて


海岸線を10分ほど歩くと、目的の「池田丸」に到着だ。

時刻は11時半、ちょうどお昼の食堂の営業が始まったばかり。2階の座敷は先客が1名だけで、ボクとカミさんは窓際のテーブルに陣取ることにする。目の前は腰越の砂浜。江ノ島も近くに見える。

座るやいなや、「生しらす!」とお姉さんに注文。出てきたのは、久しぶりのご対面となる生しらす。

池田丸の生しらす

腰越の生しらす漁は3月から12月が漁期と決まっている。今年も3月15日には漁に出られるようになっていたようだが、気温が低かったせいかまるで生しらすが獲れなかったそうだ。4月に入るころに何度か電話をして問い合わせてみたのだけれど、「まだ獲れないんですよ」という困ったような答えが返ってくるばかりだったのだ。

すわっ、資源の枯渇かとたいそう心配していたのだけれど、5月になって関係各方面のブログなどでも生しらすが獲れるようになったという報告が相次ぎ、ようやくありつけそうだということになったのだが、なかなか予定を立てられず、とうとう5月も半ばを過ぎてしまったので、あわてて計画したのである。

なんたって、5月下旬になってしまうと今度は梅雨模様になり、それはそれで漁に出られるかが心配だし、そのぶんお預けが長引いてしまう。だから、ちょっとした晴れ間を狙って、とにかく食べに行きたいと思っていたのだ。

もちろん、腰越の地魚も目当てであることは言うまでもない。こちらは単品ではなく、「刺身定食」でいただく。

池田丸の刺身定食


白身の刺身が4品、釜揚げしらすにご飯味噌汁で1,580円とお値打ち。

さらに単品でトビウオの塩焼きを注文。

トビウオの塩焼き


雨どころか、日差しも出てきた腰越の海と江ノ島を眺めながら、ゆったりとランチをいただくことができた。

生しらす自体は、この世の終わりにぜひ食卓に並べたくなるような、すこぶる味覚を刺激するものでは正直ってない。しかし、ほろ苦く、ツルンとした食感はほかのものでは得難く、しかも季節を知らせてくれるという味覚以外の情報を与えてくれる。目の前で獲れたという事実も重要で、だからこそこちらから足を運んで「食べさせていただく」という行為に意味が生じてくる。

こうしたプロセスを楽しませてくれる小さくてナーバスな魚たちに感謝しながら、鎌倉へ戻ることにする。

腰越の駅から江ノ電に乗ると、背景には海が広がる。

江ノ電から海を望む

降り立った鎌倉駅は、平日だというのに混んでいる。ま、観光地だから仕方ないのだけれど。改札を抜けるとパラパラと雨が降ってきた。一応、天気予報は当たったことになるのかな。まあ、腰越行きに支障がなければ、これくらいのにわか雨、気にならないからいいよ。

鎌倉では、日常使いのあれこれを買う店が決まってきた。磯子に越してそろそろ3年、近いせいもあって、1シーズンに1回くらいは出かけているだろうか。あまり観光的な興味はなく、観光客相手ではない地元向けの店におもしろいところがあり、最近ではとなり町までショッピングに行くような感覚になっている。

そんな買い物を済ませてから、「喉が渇いたね」と店を探すことにした。

もうちょっと暑ければ、小町通りからちょっと入ったところにある「納言しるこ」で、今年初のかき氷をいただこうという気になったのだけれど、きょうはまだそんな気分じゃなかったので、すこし駅から南の方へ、つまり海へ下る道を歩いて行くと、有名な鎌倉市農協連即売所の隣に、これまた有名な焼き鳥屋が視界に入ってしまったので、ここで休むことにする。

「秀吉」というこの店、なかにカウンターと椅子席があるのだけれど、覗いてみたら「ごめんなさい、まだやってないんです」とのこと。

でも、通りに面した店前にいくつかイスと机が用意してあって、要するに「買い食い」が可能になっている。もちろん、ビールやら焼酎のグレープフルーツ割りなどというメニューもある。

焼き鳥の鶏皮とうずらの玉子をつまみながら、グレ割をグビグビ。

焼き鳥「秀吉」店前にて座り飲み

ひとごこちついたので、帰路に就くとする。

にわか雨も止んですっかり晴れてくると、陽気はもう夏のようだった。








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テーマ: ひとりごと - ジャンル: 日記

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