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食卓の風景を変えてくれる澤田痴陶人

週末に三崎へ小旅行に行った。その話は別に書こうと思う。

きょうは、三崎で求めてきた器の話。

痴陶人の器

いろいろと無駄なお金を使ってきたけれど、器に凝るということはあまりなかった。

どちらかというと、素っ気ない茶碗に立てた茶を片手で鷲掴みにしてあおる、というほうが「かっこいい」と思うようなタイプだと思っている。

それでも、酒を飲むときは「こういう器があったらなぁ」と思うことはあった。日本酒の燗は白い徳利、猪口は薄手で底の浅いもの、という具合だ。つまり、そんな程度ということだった。

三崎に「澤田痴陶人の美術館がオープンした」というニュースを耳にしたのは、ちょうど1年前だっただろうか。

神奈川県の三浦半島の先っぽに位置する三崎は、かつてはマグロ漁船が大挙して入港する栄えた漁港町だった。近くには三浦海岸があり、油壺と、マリン・スポーツの拠点にもなっている。

10年ほど前には、知り合いが油壺にアパートを借りていて、いわゆるコンドミニアムのように使っていたので、それに便乗して、夏のレジャーを楽しんだりしていたから、三崎という土地には親しみがあった。

そこにできたという美術館に興味をもったものの、「澤田痴陶人」という名前にはピンとはこなかった。

しかし、「日本人で初めて、1997年に大英博物館で個展が開催された人物」だという。

1997年は、痴陶人の没後20年が経っていた。つまり、彼は忘れられた存在だったのだ。

そしていまだに、美術界からの評価は高いとはいえないだろう。

なぜか。

それは彼が、陶器の絵付職人として異彩を放ちながら、生涯を通して芸術表現に偏ることなく、あくまでも「器」の世界のなかで遊んでいたことに関係しているのではないかと思う。

こんな思いがよぎったのも、実際に彼の大英博物館での個展への出品物などが飾られた「澤田痴陶人美術館」を見学して、その絵の迫力に触れたからだ。

写真やネットで見ていた彼の絵は、ケレン味があって、あまり良い印象をもつことができなかった。しかし、実際の絵、つまり皿や壺に描かれた造形は、奔放で流麗だった。

筆が踊っている、と言ったらいいのだろうか。見ていると楽しくなる。

この美術館では、レプリカや痴陶人が立ち上げた工房によって作られていた食器を売るショップも併設されている。「買う気はなかった」というのがウソに思えるほど、帰りのキャリーバッグのなかには器が押し込められることになってしまった。

なんとなく派手なのだけれど、でも飾り物となるような主張がない。だから、料理を載せられることが計算されているのだろう。

早速、イタリアン惣菜の店で買ってきたサラダなどを盛ってみると、いい雰囲気を醸しだしてくれたようだ。

100g300円ほどの惣菜も、お高い料理屋さんで出されたように見えると思っていただけば、豊かな気持ちになるんじゃないだろうか(笑)。

痴陶人の皿と料理





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テーマ: ひとりごと - ジャンル: 日記

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