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他を評して論ずるという仕事【プロローグ】

まだ何年かある、とは言っても、人生50年目が近づいてくると、自分はなにをしてきたのか、なにをしていきたいのかを、改めて考えなければならないのではと、思うようになってくる。

“ライター”という大雑把な肩書きを持って20年以上仕事をしてきたけれど、確かな目標があってそれに突き進んできたとはとてもとても言いがたい。

20代、30代は、仕事を求めることで精一杯だったから、仕事のために書いていた。「仕事のために書く」ということは、「お金のために書く」ことに等しいとも言える。要するに、お金がもらえる文章を、お金を出してくれる相手のために書く、ということだ。

もちろん、お金のもらえる文章を書くということに関しては、それなりの技術(と営業力ももちろん)が必要で、20年間なんとか続けてこられたことに対する矜持は持っている。

一方で、40歳を目前にした8年ほど前、このままダラダラと、口当たりの良い言葉ばかりを並べた文章を書き続けていいものか、考えた時期があった。

もちろん、“なんでも屋ライター”という家業は必ずしも加齢とともに収入がアップせず、逆に仕事量は減っていく傾向にあることへの不安があったことは事実。

専門分野を追求していくライターとしての姿勢は、背に腹は代えられないという厳しい現実のなかでは、必要不可欠な要素であったのかもしれない。

そこでワタシは、それまで自分が続けていた仕事のなかで、ひとつを選ぶことにした。

それがジャズ専門誌に書いていた仕事だった。ただし、“背に腹は代えられない”と思ったものの、続けていた仕事のなかでは最も収入の少ないもので、それ専門に特化したとしてもその時点での総収入を上回る可能性はほとんどない、と断言できるような分野だった。

だからといって、「好きだから選んだ」などと奇麗事を言うつもりはない。これでなんとか食っていこうと、腹を括った、いや、腹を括らざるを得なかっただけだ。

正確には、腹を括らなければ、この先そのまま、ライターという仕事を続ける意味がないのではないかという、モチベーションに関係する問題だった。

ようやくワタシは、“誰のために書くのか”を考えられるようになったというわけだ。

<続く予定…>

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テーマ: JAZZ - ジャンル: 音楽

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