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小林桂コンベンション・トーク&ライヴ



◆【ライヴ短評】━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・・‥‥‥………

小林桂コンベンション・トーク&ライヴ@目黒ブルースアレイジャパン 2009/11/30


ベルベットのような触感を想起させる

ミスティなヴォイスで老若男女を魅了してきた小林桂。


つい最近も、NHK総合テレビのドラマ「行列48時間」の

エンディングで、夜景をバックに彼が歌う

「聖者の更新」が印象的で、

ドラマの余韻をさらに深める演出に感心したばかり。


さて、その小林桂。


なんでも、「十代の時に自ら描いた設計図、

20代半ばまでに100曲録音を越えたら、

制作活動、露出を控え、最小限のライヴ活動のみにし、

20代までにするべきことを終えて再活動する」

という目標を立てていたらしい。


そして今年、30歳を迎える。


レコード会社を移籍して自己レーベルを立ち上げ、

初のオリジナル・ソングを収録した第一弾を

リリースするということで、お披露目のコンベンションが開かれた。

Just Sing

09122703.gif







ライヴ本番前のジャズクラブを借りての、

1時間ほどのイヴェントだったが、アルバム収録曲3曲と、

ファンにはもうおなじみの軽快なトークによって、

変わらぬ質の高いパフォーマンスと

新たな旅立ちに向けた決意を印象づけてくれた。


では、何が小林桂の“決意”だったのかを、

例によって邪推してみようか。


彼の歌やトークを聴いて帰途脳裏に浮かんでいたのは、

“変わらないなぁ”という印象だった。


レコード会社の移籍や自己レーベルの立ち上げなど、

一見すると何か新しいことを始めた、

いわゆる“変化”であると世間一般ではとらえることが多い。


しかし、彼は“変わらない”ことを、

強烈にアピールしようとしたのではないだろうか。


環境の変化はもとより、

30歳を迎えるにあたって

自分の足跡を総括したであろう小林桂の“答え”が、

このステージに現われた“変わらない”ではなかったのか。


自分を曲げも広げもせず、

改めて「自分は小林桂という等身大の存在で歌っていくんだ」

という決意。


もちろんそこには、これまで吸収してきた彼にとっての

ジャズのアイデンティティがあり、

そしてまた、今までそうであったようにこれからも、

自らのセンスと嗅覚で取捨選択したサムシング・ニューを

貪欲に取り込んでいく姿勢も変わらないのだろう。


言うなれば不惑。


孔子の教えからすれば時期尚早かもしれないが、

早熟な天才なのだから仕方あるまい。


惑わず軸を定めた小林桂が、

どんな活動を展開していくのか、

期待を高めてくれたコンベンションだった。


小林桂さんと富澤えいち



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