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【JAZZの髄(ズィ)】2010/03/04号



ジャズ・ライターの 富澤えいち がお送りする
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   メルマガ「JAZZの髄(ずい)」
                         2010/03/04 配信
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◆【アルバム短評】━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・‥‥‥………


『レット・イット・リップ』ザ・クレイン&ファビアン・プロジェクト

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“LAの凄腕スタジオ・ミュージシャン集結”というキャッチを見ただけで、

フュージョン・マニアの喜ぶ顔が目に浮かんでくる、というような企画で、

実際に内容もその期待を裏切らない。

フランク・ギャンバレがフィーチャーされているから、

速弾きギター・マニアは要チェックである。


さらに、“腕自慢”だけじゃないというところを知るためにも、

「peg」を是非お聴きいただきたい。

スティーリー・ダンの名曲をクオリティそのままにインストへと

移し替えているというスゴ技は、テクニックだけでは実現しえないわけで、

AOR的な完成度をハード・フュージョンの流れのなかで完結させる

ことのできる才能が集まった記念碑的な録音だということができる。





『レット・イット・リップ』ザ・クレイン&ファビアン・プロジェクト

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◆【編集後記】━━━━━━━━━━━・・・・・・・・・・・‥‥‥………


>音楽は語れないと頭から信じ込んでしまわない。「音楽は音楽を超えてい
>る」という決まり文句は、ロマン派が創り出した近代イデオロギーなのだ。
>実際は言葉なくして音楽なくして音楽を体験することはできない。そして、
>語彙や語りのロジックが増えるほど、人はよりよく聴ける。
  引用:岡田暁生『音楽の聴き方ー聴く型と趣味を語る言葉』
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19世紀のヨーロッパ音楽を象徴するロマン派の作風は、

音楽に現実を超越した特殊性が存在するような幻想を、

一般に与えようとしていたようです。

音楽によって感情が揺さぶられるのには、説明できる原因はなく、

音楽の本質に神秘性が備わっているからなのである、と。

リストやパガニーニといった超絶技巧演奏者が台頭したのも

この時期なのですが、テクニカルな緻密性を求めることが可能

であるということは、理論がすでに完成していたということでも

あるわけです。19世紀に熟成された音楽理論は、20世紀の初頭に

科学的な分析が進み、そこでロマン派の終焉と、ポピュラー音楽への

応用展開が一気に進んだのでしょう。

ジャズには、ロマン派の技巧と確立されたポピュラー音楽理論が

融合する形の「新しい音楽」として発展していった背景が見えます。






 富澤えいちのTwitterはこちらから
  ⇒ http://twitter.com/jazz_aet

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テーマ: JAZZ - ジャンル: 音楽

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